労働節から佛誕

香港は5月1日は労働節(メーデー)の祝日だ。木曜日ということもあって翌日2日(金)を有休休暇として連休にした。ちょうど日本もGWの真っ最中だし週明けの5日(月)は佛誕(お釈迦様の誕生日)でお休みなのだ。いひひ5連休だ。特にどこかに出かける計画もなく基本的に家でゆっくり起きて午後から買い出しに出かけるというパターンで過ごしている。香港人の知り合いから聞いたちょっと面白い話をしよう。その知人は若い時に九州熊本に留学した経験がある。本人曰く大学の成績が優秀だったので香港政府からの奨学金をもらえるプログラムで日本語を勉強することを目的に留学できたそうだ。あくまで本人曰くだ。ある日のことカタコトで日本語ができるレベルになっていた彼はテレビで新車発表のコマーシャルをみていてとんでもなく驚いたというのだ。「○○○誕生」と新しい車種の発表を告げるコマーシャルだったそうだ。日本人にとっては何も違和感などない聞き慣れたフレーズなのだが香港人にとって「誕生」という言葉は仏様が生まれた「佛誕(ファッダーン)」とう神聖な表現であって恐れ多くも人間の生まれた日を表現する際に「誕生」という言葉は使わないのだ。(人が生まれた日は「生日(さんや)」という)それを新車の発表程度で「誕生」という表現をしている事に罰当たり者と思ったそうだ。その「佛誕」は5月5日だ。とう訳で明日月曜日もお休みです。