Oh Nan Te Kotta (><)
5月19日にBusiness account開設の申込を済ませて何の具体的な進捗をみないまま一週間が過ぎようとしていた。その週末、嫁さんから「私のスマホに銀行からSMS来てたけど何なん?」「えっ?」「見せてみぃ」 あっちゃ~そうだったのか、全てがクリアになった。私がネットで申込みした際に適当にサイナーとして嫁さんの情報を入力していたことを思い出した。そのSMSにはリンクが書かれていてそこに飛ぶと登録されている内容に間違いはないか?と、確認依頼だった。Hang Seng Bank側はちゃんと手続きを進めていてくれたんだ。先週の電話でもSMSを確認するように言われたことを思い出した。すべてが繋がった。要するに私が「適当」に入力した内容が障壁になって手続きを進められずにいたんだ。翌週の月曜日に嫁さんをつれてHang Seng Bankのビジネスセンターに出向いて内容の訂正をすることにした。

ブーブー文句を垂れる嫁をつれて10時前にビジネスセンターについた。タッチ画面に触れて面会番号をとって待合椅子に座った。並んでいる人は居なかったので壁の表示画面にすぐに自分の番号が表示された。暫くすると奥の部屋から若い男性ががパソコンをもって出てきた。ナンバー〇〇と声をかけられてカウンタについた。先週初めにビジネスアカウントの申込をしたこと、間違ってサイナーの申込をしてしまっていること、一日でも早く口座開設をしてほしいことを説明した。すると優しく「OK、ステータスの詳細を確認するから少し待ってて」と言ってまた奥の出てきた部屋へ引っ込んでしまった。いろんな面倒な依頼を多く受けているんだろう。とても冷静に対応してくれた。暫くして戻ってくると「サイナーの確認で止まっているよ」との説明、「いやいやちゃうねん。それ間違いだからサイナーは俺ひとりでいいねん」と英語で説明すると「 do not want to involve her?」うなずきながら「No no no いらんねん」と言うとまた「Okay」といって奥の部屋へ戻っていった。暫くして女性と2人で戻ってきた。「申込内容を訂正しておいたよ。アカウントマネージャから電話が入るのを待っててね」と言われた。「いつ電話もらえるんかな?」聞くと「2~3日中」とのこと、「早く口座ほしいんだけど」とお願いすると「うぅ~ん、いつ開設できるか保証は出来ない」きっぱりと言われた。そりゃそうだ。目の前の2人はあくまでも受付担当だ。これ以上の要求をしても無駄だと悟って退却することにした。別れ際に一緒に部屋からでてきた女性が何かあったらメールをくださいと名刺をくれた。ほんのちょっぴりだけど前進した気がした。でも先は長いなぁ~嫁さんが横でぼそっと「私は何しについてきたん?」(つづく)