好嘈呀ぁ~

めっさうるさいわ~ (Vtechの強み)

好嘈呀、広東語の発音は「ほぉぅ ちょうあぁ~」日本語でいうところの「めっさうるせぇ~わ」といった感じだ。香港人はよう喋る。話すという表現よりも「喋る」という表現がぴったりくる。相手が喋っている間にも最後まで聞き終わることなく途中から自分の意見を言い出す。自分の主張を言いたいだけ喋る。相手の話は聞かない。それが複数人での会話でも同じように参加している全員が喋りまくるからたまらない。自分の主張をどうしても伝えようとすると相手よりも音量は自然と大きくなる。結果、周りでにいる無関係の者にとっては「好嘈呀ぁ~」となるわけだ。


ところがこれが会社の中の会議となると少し変わってくる。担当者とマネージャークラスの会議では誰もが主張したがるため「好嘈呀ぁ~」の状況がすぐに発生するのだが組織の最高責任者がいる会議ではそうなならない。当然、会議始めの時点ではいろんな意見が飛び交う。そのうちにカオスとなってくる。それが一瞬で静かになる。理由は簡単だ。トップダウンがルールだからだ。最高責任者が黒と言えば黒で収まるし白といえが白が答えだ。一斉に右向け右と全員がワイワイ意見と交わして主張する間もない。なんのことかと言うとVtechの内部会議に様子の一幕だ。常に密なコミュニケーションをとっている。お客様からクレームが発生すると関係者にすぐに招集メールが送信されて会議が始まる。大きな問題になると最高責任者の一言で方針と対処方法が決まる。決まったあとは関係者が実行するだけだ。とにかく速い。日本企業との差を感じながらここがVtechの強さの理由なんだろうなと関心している。

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