恭喜発財

Gong Hei Fat Choi

香港の新春の挨拶だ。「お金がたまりますように」 何とも香港らしい挨拶だ。個人的な印象ではあるが確かに日本人よりも香港人のほうがお金を稼ぐことに関してはより現実的だと思う。今朝。出勤するとオフィス内には「利是」をもらうために各部長級の個室の前には長い列ができていた。この会社の文化だろうか年齢や気恥ずかしさはほとんどない。両方の指をしっかり組み合わせて上下に小さく揺らしながら笑顔で「Gong Hei Fat Choi」口々に笑顔が絶えない。壁際にならんで位置する部長級の個室を長い列がはしごして移動していく。出勤が遅れた者は一人で個室の前で笑顔を見せる「Gong Hei Fat Choi」 今日が実質的に新しい年の始まりだ。今年は間違いなく公私ともに忙しくなると思っている。「公」で言うと昨年末時点で複数の開発案件の打診をうけていた。将来のビジネス拡大のトリガーになる重要な案件ばかりだ。「私」としては昨年から取り扱い始めた水晶デバイスとFPGAの具体的な採用にむけて本格的に拡販を進める必要がある。2年後、3年後のビジネス(売上)に向けての種まきだ。やる気が沸いてきておりマンモス 🙂

相互関税と円安と

明日は利是を忘れずに!

香港の人たちにとっては明日から新しい旧正月としての一年が始まる感覚何だろうか?朝からライオンダンスのドラと鈴の音が遠くから聞こえたりしていたけどその他は普通の日曜日と特段変わりはない印象だ。今年はどんな一年になるんだろうか?香港に住んでいる者として気がかりなのは日中関係の今後だ。香港に暮らしているいる分には日中関係の緊張が高まっていることで今までに何か危険を感じたことはない。ただたまに深圳や東莞に出向く時にはそれなりにちょっぴり緊張する。日本では中国からの団体旅行者の激減で観光地は環境が改善されていると聞くがネットみる韓国の状況と同じく香港でも中国人の団体旅行者でスターフェリーやチム・シャ・チョイ、コーズウェイベイといった観光スポット超混雑している。きっとこの状況は来週いっぱいは続くだろうな。

そしてやっぱり気になるのは米国の新たな関税措置と日本では高市政権の積極財政の行方だ。関税措置は米国、欧州、それに日本の顧客向けにものづくりの仕事をしている以上直接的、間接的にどうしても影響を受ける。部材単価の高騰や納期の変動にはじまって生産調整など計画・予定通りに進まないことで余計な手間がかかることがストレスになる。個人的に気になるのは円安がいつまで続くかという点だ。現在のレートは米ドルに対しては JPY154~155円程度で香港ドルに対してJPY19.5円程度だろう。(今日は日曜日で市場はお休みだけど)香港人にとっても香港ドルvs日本円は当分の間最大の関心事であり続けるだろうな。さぁ明日は「利是」を持って少し早めに出勤しよう 🙂

農暦新年三日目

120番の路面電車

あっという間の3連休だった。昨日に続いて農暦新年の様子を収めようとカメラを持って出掛けた先は香港サイドの「湾仔駅(Wan Chai)」だ。銅羅湾駅(Causeway Bay)と金鐘(Admiralty)の間の駅だ。Henessy Roadを挟んでビクトリア湾側がLockhart Roadで昼間から開いてるバーでは西洋人がビールやワインを飲みながらスポーツ中継を観ている。山側を通るのはJohnston Roadだ。路面電車はJohnston Roadをゆっくり走っている。道路脇に立って右から左から現れる路面電車をファインダー越しに撮り続けた。俄かフォトグラファーの僕でも被写体がいいと意外と様になった「絵」が撮れるもんだ。よく見ると車内には多くの乗客がいることに気づいた。観光客なのかはたまた生活手段としての利用なのか判断はつかないが確かに市民の足として定着している印象は受けた。車両の側面には派手に企業の広告が描かれているものや無地の車両など眺めていても飽きない。都市伝説が香港になるかどうかは知らないが車両番号120番が最古参の車両らしい。120番を見るといいことがあるとか!探してみてくださいね 🙂

農暦新年二日目

西貢へ行ってきた

農暦新年二日目の雰囲気を写真に収めようとカメラを持って出かけることを思いついた。さて?どこに行くかな?湾仔、中環、チムシャーチョイどこもパッとしない。いくつかの候補地の記憶を巡らせるがどうもパッとしない。ふと思いついたのが西貢だった。家からはMTRで坑口駅まで行ってそこからミニバスで20分ほどだ。心は決まった。特にカメラや写真についての専門的な知識を持っている訳ではない。ちょっと写真でも趣味としてやってみるかな?ということで初心者向けのCANON EOS Kissを買った。しばらくはネットで露出だのF値だの調べてはちょこちょこ出掛けては撮ったりした。すぐに飽きてしまって使わなくなった。スマホで十分だなとひとり納得してしまい込んでいた。デジタルカメラは被写体に対してシャッターを切る時の躊躇する気持ちが薄いと思う。パシャパシャとってもメモリの容量にさほど響かない。貧乏性の僕にはフィルムの時は使い捨てカメラでも一回のシャッターにも勇気が必要だったもんだ。

終点の二つ手前のバス停でミニバスを降りた。お線香から白い煙が登っている寺院?に向かって歩く。普段着の西洋人の家族連れもちらほらすれ違う。この西貢には意外と住んでいる西洋人が多い。建物も香港特有の高層マンションはほとんどなくて2階建の背の低い数世帯のみが入る日本でいうアパート的な住まいが多い。歩いて行くと昔からの雑貨の商店の間に西洋人向けのオープンテラスのカフェやバーが賑わっていた。広めの通りには多くの人が行き交っていた。そんな中を大きな台車を押しながら清掃員のお婆さんがゴミ収集を続けていた。農暦新年二日目というのに・・・複雑な気持ちのまま通りを抜けて岸壁にでた。多くのボートがぎっしりと繋がれていた。水上ボードも今日はお休みだ。特にこれと言って取り立てる話題もなく飾り付け以外には新年は感じないまま写真だけは撮って歩く。すれ違う西洋人がいることでここ西貢が香港らしさを残していることを感じられた。この雰囲気が続いてほしいと思っている。

農暦新年

HAPPY LUNAR NEW YEAR

農暦新年の元旦だ。残念ながら新年のお祝いムードはない。ここ香港では新暦よりも旧暦を尊ぶ文化を持たない外国人だ。単に香港の祝日で3連休という程度の受け止めだ。住んでるマンションや街中は中華圏の赤を基調にした飾り付けが至る所にあるけどそれも毎年のことだし変わり映えしないなぁという程度の感想だ。会社のグループチャットには次々に新年のお祝いのステッカーが飛び交っている。香港人にとっては一年で一番重要な節日だ。さぁ新しい一年の始まりだ。

話は変わるがもう10日ほどアルコールを摂ってない。元々そんなに強い体質じゃなかった。あんまり美味しいとも思ったことはなかった。それがビールのがぶ飲みを覚えてから一気に酒量が増え始めた。特にバケット系のパンとビールの組み合わせを好んで飲んだ。多い時には330ml缶を2~3本飲んだ後で晩ごはんを食べたりしていた。当然お腹ははちきれんばかりのまんまるお腹だ。そうしてビールはお腹が張るからという理由で途中から焼酎に切り替えて「アテ」と長い時間飲むスタイルに変わった。途中ウィスキーや日本酒にも寄り道した。そんな酒習慣を続けていた時にちょっとしたカッコつけからビールの次に赤ワインを選ぶようになった。チリ産やアルゼンチン産、南アフリカなどを好んで飲んだ。多い時にはボトルを開ける日もあった。次に飲み始めたのが白ワインだ。ニュージーランド産のMAD HOUSEという安い白ワインにハマって毎晩毎晩飲んだ。土日の休みにはお昼から飲んだ。食前酒という可愛いレベルじゃなく飲んでた。白ワインは赤よりも糖質が多い。日本酒並みに多く含んでいる。これが体には良くなかったみたいだ。当分アルコールは飲まないことにした!

黒色星期五

ブラックフライデーと13日の金曜日

黒色星期五は広東語で「ブランクフライデー」の意味だ。香港では「黒」は不吉な色で悪いものの色として認識されている。ちなみに香港ではマフィア組織のことを「黒社会」と呼ぶ。逆におめでたい色は「赤」だ。そんな香港人にとっては今日「黒色星期五」はアンラッキーな日として認識されている。ちょっとネットで調べているとBlack Fridayは11月の13日の金曜日は始まりで商売が黒字になることをイメージして昔ほどネガティブにとらえる雰囲気は無さそうでセールが始まるきっかけの日とポジティブな捉え方が広まっているようだ。風水を信じる香港人は「13」と「4」をふきつな数字として忌み嫌う。高く聳え立つ香港のビルには4階、13階の表示がないビルも多い。日本ではどうか?私の勝手な印象ではあるがブラックフライデーよりもジェイソンの「13日の金曜日」のイメージが強いように思う。由来は間違いなくアイスホッケーのゴールキーパーのフェイスガードを着けてチェーンソーを持ったジェイソンが13日の金曜日に殺戮をしまくる映画だ。フィクションの世界から発せられた恐怖のイメージがすっかり定着してしまったんだろう。ところ変わればと言う事か!?

利是 Lai See HKD20

香港は今

毎年この時期になると香港の街中で赤い服をきた年配の女性を見かけるようになる。来週にせまった旧暦のお正月のお祝いだろう。以前のMTRの車両の中では香港側から大陸へ移動する年配の夫婦が多かったように思うが最近は香港側に来る人々の中に小ぶりなスーツケースをコロコロ引いた若い女を多く見るようになった。彼女たちは可愛い小物とミニスカートにブーツといった出で立ちでスマホ片手にきゃぴきゃぴと騒いでいる。周りにいる香港人の若者は少ししらけムードなのが対照的で面白い。少し前にオフィスで同僚の香港人の20代の女性が「No future in Hong Kong」と言ってたのを思い出した。私は外国人として香港に住んで延べ15年ほど経つ。その間いろんなことがあった。でも外国人の私にとっては「変化」はさほど大きくなく感じてる。但し香港人にとっては激変だ。彼女は全てがストレスよ。だから私は結婚もしない。(香港を)出るつもりは無いの?と聞くと「もーちんらぁ~(お金ないもん)」そう言って笑った。来週17日が能歴新年だ。恭喜発財に新年快楽に利是・・・香港がどんどん変わっていく。僕はもう少しここに居てその変化を見ていたいと思っている。