ダウンの横にTシャツに短パンって?
香港の昨夜の気温は11度程度だった。新界のほうでは8度というところもあった。香港は気象学でいうところの亜熱帯地方に属してて年間を通して暖かく日本のようなはっきりとした四季はない。高温多湿で平均気温は20度前後・・・嘘だろ!僕が初めて住居を構えて香港にきたのは208年の1月だった。到着後にホテルからサービスアパートに移り住んだのだけれど今日みたいにさむかったのを覚えている。疲れて寝たいのに寒さで寝れない。暖房をつけようと壁にあるエアコンのコントローラで設定気温を目いっぱいあげても全然暖かくならない。悪銭苦闘した末にうすっぺらな毛布に丸まって寝たのを思い出す。後から聞いた。香港のエアコンには暖房の設定はない。

おかしいのはこれだけ寒いのにMTRやオフィスではいつも通りにエアコンが効いている。夏場はいいよ。猛暑と湿気とで汗だくで部屋にはいると「はぁ~生き返るわ」となるけどこんだけ冷えているのになんで?オフィスではダウンをきて仕事をしているものもいる。さらにおかしいのは街中をあるいているとダウンにマフラーをしている人の横で短パンにTシャツの若者がいたりする。おまけにビーサンだ。おいおいって思うけど西洋人や香港人らしきアジア系の若者も意外といる。僕には無理だ。

今日で2026年が始まって8日目だ。香港では西暦の新年はさほど盛り上がらない。今年は特に年末の悲しいマンションの火災があったことで新年の花火も取りやめになった。1日のみが祝日でみな31日まで普通に仕事をして2日が日本で言うところの「仕事始め」だった。僕はと言うと日本のお休みに合わせて30日から4日までお休みした。でも2日だけは仕事初めとして出勤した。やっぱり香港の人たちにとっては旧正月が一年でもっとも重要な節目なのだ。西暦の新年があけて旧正月までのこの期間はすこし不思議な時間だ。今年は2月17日、18日、19日が農暦のお正月だ。そこに向けて人々の気持ちや街中が少しづつ盛り上がっていって慌ただしくなっていく。香港に住む僕みたいな農暦の習慣が無い「外国人」にとってこの時期は西暦の新年と合わせて二つの新年をむかえられる一粒で二度おいしいグリコのキャラメルのような時期なのだ。
