僕のテレビ事情

フジは観なくなったなぁ~

香港からでも普通に日本のテレビ番組は観ることができる。NHK以外も無料という訳ではない。複数のストリーミングサービスがあって契約してセットトップボックスが送られてきてインターネット経由で視聴できる。僕が使っているのは関東圏、関西圏、の地上波デジタル放送とBS,CSの衛星放送が視聴できて一カ月間の見逃し放送も対応しているタイプだ。月額HK$380(約¥7000円)だ。他にも世界中のテレビが見放題のセットトップボックスも市販されている。そんな環境の中、最近はフジテレビはとんと観なくなった。明確な理由は思い当たらないのだけれど端的に言うと「つまんない」からだ。要するに面白くないのだ。唯一観ているのは関西テレビの朝の「よ~いドン」くらいだ。逆によく観る局は大阪テレビ(テレビ東京系列)だ。WBS、家ついていっていいですか?タクシー運転手さんうまい店連れてって、ガイアの夜明け、世界ニッポン行きたい人応援団、はいつも楽しみに観ている。TV朝日は偏向放送するからフジ同様に観てないが「探偵ナイトスクープ」は別だ(笑 そしてやっぱり王道は天下の日本放送協会NHKだな。ここもちょっと信じていないところはあるけど日本ではちゃんと受信料は払っているんで基本はNHKだな。とまぁ僕のテレビ感はこんな感じです 🙂

進化続ける深圳

通勤電車の静けさにびっくり

最近はよくビジネスパートナーのMr. Fredと一緒に深圳の開発パートナーや仕入先に出向くことがある。昨日も新規取り扱いICメーカーとの打ち合わせに同行した。MTRの深圳側の終点 落馬洲駅に朝8時30分に待合せしていた。自宅からは7時には出ないと間に合わない待合せ時間で毎回ちときつく感じているけど仕方ない。その時間でも香港側から深圳に向かう電車は意外と混んでいる。途中から乗るとまず座れない。約1時間少し立っての移動だ。8時20分頃に改札前で待っているとニコニコと笑顔でFredが現れた。再会の握手と短い朝の挨拶をして香港側イミグレの自動ゲートに向かう。今はパスポートもHKID、さらには指紋も必要ない。スマホのアプリ上でQRコードを表示してゲートに読み込ませる。一つ目のゲートが開いて進む。二つ目のゲートの前でカメラに向かってハイ、チーズ、数秒で顔認証されてイミグレが通貨できる。便利になったもんだ。中国側のイミグレも格段に速くなった。「港澳居民往来内地通行証(非中国籍)」というカードと指紋で通貨出来るようになった。(注:香港永久居民であることが条件)中国側のイミグレを過ぎてエスカレータでGFへ降りるとすぐに福田口岸駅の改札がある。改札の前には今でも持ち物検査のX線ゲートがあって水筒は別で検査機にかけて中身を確認されないと改札に進めない。すべての駅でこのX線検査が行われている。画面を観ている監査官はどこの駅でもけだるそうに見える。意外なのはMTRの中だ。9時前の通勤電車の中は中国とは思えないほど静かなのだ。見た限り20代、30台の若者ばかりだ。目的地への乗り換え駅の車公廟駅、この周辺はハイテク関連の企業が多く集まる駅なのだが東京品川駅か田町かと間違えそうなくらい混んでいる。電車から降りてくる人を待たずに乗り込もうとするから車両のドア周辺はぐしゃぐしゃだ(笑 それもここの文化だと割り切って乗り込むしかない。車内も混んでいるのだが「静か」なのだ。最大の理由はスマホだ。ほぼ100%の乗客が首をうなだれてスマホに没頭している。乗降の時もドア付近でぐしゃぐしゃになりながら乗り降りしている間もスマホから目をはなさない強者もざらにいて感心すらする。10年前にみた深圳MTRの風景とはすっかり変わっている。今や中国の大都市のひとつに数えられる深圳市、未だ進化し続けている。そんな気がした。

合意文書無しって?

大丈夫かよ?赤澤さん

昨夜、NHKスペシャルで日米間の関税交渉の舞台裏の様子を観た。主題は総理大臣の辞任か続投かの話との二本立てだった。総理大臣の話題には敢えて触れずにおこう。遅かれ早かれあの方では持たないとおもっているから直に結果はでるでしょう。思わず「嘘だろう」とテレビに向かった声を出して驚いたのは文書による取り決めが一切ないと大臣が言い放った時だった。普通に考えてありえない。さらにテレビの中で大臣は「交渉のプロ中のプロが対応しているから問題ない。安心してほしい」と言い放った。アホかと思った。プロなら文書での合意がないことのリスクは十分認識しているはずだ。必ず合意内容の認識の違いが大問題になると思う。すでに80兆円の内容について米国は自由に使えるお金だと認識しているとラトニック商務長官が説明している様子がアメリカのニュースで流れていた。絶対に大問題になるやろな。